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執筆者の写真fujiwarafilms

「 Love song letter 」

更新日:2021年6月23日

いつもお申し込み頂く

最初の問い合わせの時には 手紙をいただくみたいに

メールがやってきます。


シンガーソングライターの山本笑(えみ)さんから

メールというお手紙が来たのは

コロナ禍の2021年3月。


春の予感を感じながら

少し不安を感じ

何かあったかいものにふれたように感じながら。


そんなお手紙をご本人承諾の上、ご紹介させていただきます。



『はじめまして。

大阪で、シンガーソングライターをしています。

山本笑と申します。


これまで自分が向き合ってきたことや

ひっそりとひとり磨いてきたことを振り返り

人に示したい自分を偽らず

本当に作りたいものを作って

届けたいと

一年ほど前から動き出したんですが

ジャケットをどうするかがなかなか定まっていませんでした。


ふじわらさんの写真や、言葉から伝わってくる人間性に

とても惹かれました。


熱のあるものを大切にしている方なんだろうなと

勝手ながらそう感じ

そんな方に撮って頂けたらなと思いました。』 ちょっとかなり私のことを美化しすぎで恥ずかしいのですが。(笑) 自分のことを自分で扱うのは野暮なのですが。(笑) ありがたく受け取っておきます。

ありがとうございます。


山本さんとは吹田駅近くの喫茶店で打ち合わせを。

どんな音楽を作りたいか。どのような写真を残したいか。

そして、私という人間を知っていただく機会になればと

お話しさせていただきました。




それから2ヶ月後の5月3日が撮影の当日となりました。

淀川まで自転車で来てください。という無茶な

お願いをしました。


淀川の堤防で

新緑の季節の太陽をさんさんと浴びながら

山本さんは「スターターピストル」を歌ってとお願いしました。


事前にデモ音源を頂いた私は、何回も聴き込んでイメージします。

ところが、撮影直前になると、それを一旦手放して。


青空に溶け込みながら、山本さんは歌とともに『山本笑』となっていきます。














そして、そして、そして。


3月に優しくもらったお手紙の返信を写真でしようと思いながら

撮影をしたのです。



約2週間後

この写真たちをお渡ししたとき

少し勇気を出して、感想を聞いてみたんですね。










『 見つけてもらった気がしたんです。

自分の内面や。やってきたこと。

ちゃんと歩いてきたんや。あったかい感じがします 』と山本さん。



そうか。


少し不安だったこの春の季節が

ほのかによりあったかく感じれたのは


山本笑さんの言葉がそうさせたのかもしれないなあ。



一番勇気づけられたのは、私たちだったんだ。



山本笑さんの声は正直に

その優しさがそのまま声に

写っている気がしています。


一度、手にとって聴いて頂けるとありがたいです。


シンガーソングライターの山本笑さんのファーストアルバム 「Love song letter」 1.prologue

2.スターターピストル

3.マヨネーズ

4.venom

5.スローモーション

6.戯言

https://waramusic.thebase.in/ Location : 大阪

Date : 2021.05.03

























つづく。




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