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  • 執筆者の写真fujiwarafilms

GO HOME , MY HOME 1

更新日:2020年4月11日

どんな家であろうが、撮影しようと思っていた。

彼の実家で前撮り撮影をしたいと最初から決めていました。

今まで育った家、子ども時代に駆け回った裏庭、いままでのことを

話ながら記念の撮影をしたいと考えていました。


そんな話をふたりにしたら、ふたりも快諾してくれた。

いつかふたりはこの家に帰ってくるのだろう。

ふたりが場所に愛着を持つことで、撮影をする想い出をつくることで、

ふたりや家族が幸せになるような気がした。


あえてロケハン(事前下見のこと)はしないでおこうと思った。

どんな実家で育ったかもあえて聞かなかった。

普段は、打合せをしてふたりのことをお伺いするのに。

なぜなのだろう。


ふたりが見た、感じた景色をそのまま撮影したいと、

脚色を加えることなく、

そのまま撮影すれば。


気持ちは写ると思うから。


夫となる彼がすごしたこの実家で撮影すること。

この家に想い出ができれば、ふたりにも家族にも想い出になるのだろう。


この日も、春の陽気につつまれた日。

この日も、涙が出そうになった日。

ある年の3月31日の日。



そして、

ふたりにもふたりの子どもが生まれたそうだ。

みんなで実家に揃って帰る風景は、あたたかいのだろうな。

お幸せに。


Location:兵庫県神戸市

Date:2015.3.31


※この写真は、ジ・アースプロダクション社員時代に撮影したものです。

掲載ご協力頂きありがとうございます。












おばあちゃんの登場!笑





























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